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- 2015.12.12 Saturday
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新年一発目の記事は「みんなの殿堂入りBL作品が知りたい!」という企画への参加記事です。
年末年始の合間に、皆さんの心に住んでいる殿堂入りBL作品を覗き見しちゃおう!というこの企画、「ボーイズラブを読む!」管理人のアキミさんの呼びかけで始まりました。
こんな楽しい企画を立ち上げてくださったアキミさんには大感謝です。
ありがとうございます!
ちなみに参加要項はこんな感じ↓
------以下転載--------------------------------------------------
ご自身のブログやサイトで殿堂入BL作品の紹介記事を書いてください。
形式・冊数・作品の新旧は問いません。
ただしボーイズラブ作品に限ります。
ニアBLの場合はその旨を明記してください。
すでにウチにはその記事がある!と言う場合はその記事で参加ももちろんOKです!
------以上転載--------------------------------------------------
これ以上の細かいことはこちらをご参照下さい。
では、続きを読むで私の殿堂入りBL作品。
タイトル名にリンクがあるものは、そちらに感想がありますのでどうぞ。
【BL小説編】
・魚住君シリーズ/榎田尤利
・八月の略奪者/いつき朔夜
・守護天使の棲む森/不破飛鳥
1994年刊行の、BLというよりJUNEな雰囲気の短編集。
「魂喰い」という作品が一番のお気に入り。(以下ネタバレ反転)
孤独故に、知らず知らずの間に人の魂を食べちゃうという性質を持つ二人の少年の心の交流を描いた短編です。
作品の雰囲気、文体、ラストなんかは時代を反映してか、もろに「JUNE」な感じ。収録作品は全体的にモノトーンでほの暗い感じなので、好き嫌いは別れるかな。BLを殆ど知らない頃に古書店で買って読んで、色々ショックを受けた思い出の一冊だったりします。
そりゃあらすじに「モダン・ホラー傑作集」って書かれてたら、純な中学生はBLだとは思いませんよね・・・。
・ワンダーBOYシリーズ/秋月こお
表の顔はアイドルグループ、裏の顔は忍者(特殊技能持ち)な美形少年達が、所狭しと駆け回って事件を解決していくお話です。
主人公はBLカップルに絡まないのでどうかな・・・と思いつつ、脇キャラ数名ががカップルとしてガッツリ絡んでらっしゃる&作者が秋月こおさんなのでBLに分類。
BL的な意味でも面白いですが、普通のラノベとしても読めます。
・皇林学院シリーズ/井村仁美
基本一冊完結で主人公カップルが毎回交代する形式をとっている学園BLのシリーズ。
大好きなシリーズなんですけど、完結したのか、続きがまだ出る可能性があるのかよく分からない状況のまま随分長い間放置されているのが玉に瑕。
でも可愛くて面白い話です。ドラマCDのキャストさんがまたツボにハマる方ばかりでこちらもおすすめ。
・銀の共鳴シリーズ/岡野麻里亜
天才陰陽師の少年と、何故か天之尾羽張という神剣を使いこなせる普通の高校生のサイキックファンタジーBL。
生まれて初めてちゃんと読んだBL小説のシリーズで、とても印象深い作品です。
BL描写は最小限で、最終巻に朝チュンがあるだけなので、BL初心者にも読みやすいかな。
・こいきな男らシリーズ/御木宏美
デザイン事務所を共同経営している美形青年四人の恋模様を描いたシリーズ。
2組のカップルが悩み苦しみながら絆を深め、関係を強めていくさまが彼らの仕事模様とともに10冊に渡って描写されています。
初Hの時に勝手が分からなくて流血&嘔吐したり、途中で受が女の子にふらっとしてみたり、今のBLじゃ受け入れられないだろうなーという描写が所々ありますが面白くて私は大好きです。
【BL漫画編】
・この恋しさの在り処/白憂
二世俳優×新人イケメン俳優の芸能界もの・・・なんですが、あまり華やかなシーンはありません。二人の心情(特に攻)を淡々と繊細な絵で描いてます。
とにかく作品に流れる空気が好きなんですよね。ひやりとしつつも澄んでいて、爽やかなんだけどどこか寂しい・・・上手くいえませんが、冬の朝の空気みたいな作品。
・夜はあどけなく/野守美奈
・僕のライディーン/芳崎せいむ
ボディガードロボット・ライディーンとその製作者で天才科学者・芹沢博士のラブロマンス。
直接的な描写は殆どなくキスすらしてませんが、砂糖吐いちゃうレベルでラブラブ甘々なので問題なし。すごく可愛らしいお話です。
・1限目はやる気の民法/よしながふみ
今や「大奥」「きのう何食べた?」などで一般にも知られるようになったよしながふみさんの初期BL作品。
金持ちのお坊ちゃんなヘタレ攻(藤堂)×その同級生で優秀で真面目な受(田宮)という組み合わせで、帝能大学(ア)法学部が舞台の大学生モノです。
よしなが作品は皆そうなのですが、とにかく「行間を読む」感じの漫画。淡々と進みながらも、奥行きの広いストーリーです。
・ニューヨーク・ニューヨーク/羅川真里茂
レーベルは少女漫画ですが、言わずと知れたBLの名作。これを花とゆめでやっていたというのは驚きですよね。
とにかくケイン&メルカップルの生涯をきっちり最後まで描ききっているのが凄い。
文句なしの名作です。
【ニアBL編】
・東京BABYLON/CLAMP
臓器移植問題とか、様々な社会問題をCLAMPさんらしい切り口で描いてます。
ラストがとにかく衝撃的です。小学生の時にこれを読んだ私はトラウマになりました。
・氷の魔物の物語/杉浦志保
出だしは完全にライトBLですが、出版社の都合で少女漫画にシフトチェンジした(らしい)作品。ファンタジーとBLが好きなら読んで損なし。
・ゴールデン・デイズ/高尾滋
少年同士の友愛が繊細な筆致で描かれてます。とにかく泣ける。
・迷宮シリーズ/神谷悠
京&一平シリーズ(※BL要素ほぼなし)と、結城&アキラシリーズに分かれているこの作品。後者の結城&アキラは30冊近くかけて完全に恋仲になりました。
普通のミステリ系少女漫画としても面白いです。個人的に結城は攻だけじゃなくてリバもいける人だと思うんだ(ボソリ)。
・八雲立つ/樹なつみ
主人公二人が友情を逸脱しかけるレベルの友愛を育んでいます。
これもラストは涙せざるを得ません。
【総括】
正直選ぶのにもの凄く時間掛かりましたし、もの凄く悩みました。
15作品以下にしようと思ってたのに、結果的に17作品選んでしまいましたし。
ココに選ばなかった作品にも、大好きな作品・思い入れのある作品はいっぱいあります。ブログを運営していく中で少しずつ記事にしていけるといいなぁ。
とにかく楽しい企画でした。
〆切は一月三日なので、興味のある方は参加してみてはどうでしょうか?